【重要】カナダのワーキングホリデーの条件追加について(2020/5月現在)

※本記事は引き続き調査中の情報です。随時アップデート予定です。

こんにちは、3TOP代表のTeruです。

新型コロナ、このまま終息して早く海外に渡航できる方向になると良いですね。

今回、5月9日にカナダ移民局より、ワーキングホリデーについて重要なアップデートがありましたので、共有したします。

IEC(International Experience Canada)カテゴリーの人たちの入国に対して、
↑ワーホリはここに該当
仕事が決まっていることを証明する雇用主からの「Job offer latter」及び就労許可通知書「Port of Entry Letter of Introduction」を入国に必須とすると定めた。

これらが無ければカナダに渡航できないもしくは入国拒否になる可能性が高いです。

以上かなり重大な変更になります。

簡単に言うと、ワーホリ入国前から就職先をみつけて、雇用契約証明がないと不可能ということになります。

かなりこれはWHビザの方へ厳しい条件変更と言わざるを得ません。
雇用主からすると、

・英語レベルがわからない
・本当に来るかもわからない
・直接の人柄やスキルの見極めが困難(オンラインでは限界がある)
・面接だけ替え玉使われる可能性など
・そもそもネイティブ雇うよりも、人件費を少し安く抑えたいだけ  などなど

沢山のデメリットがある中で、給料や雇用期間を決めて正式に契約する気になりますでしょうか??

私ならNOです。笑

また、WHビザ渡航者の英語レベル個人差はあれど、かなり低いレベルからスタートするのが一般的です。

当然です。英語を学びながら現地で色々なことにチャレンジする休暇制度が、そもそものワーキングホリデーという一般的制度の定義です。

その滞在費を仕事で少し賄ってもOKというのがWH制度の現行のルールですから、
本来のルールと相反する変更点です。

ではこんなルール改悪と言ってもよいワーキングホリデー制度の変更を急にアナウンスしたのでしょうか??

あくまで弊社の見解ですが、
新型コロナウイルスによる経済悪化に対する自国民の雇用確保と、外国人渡航者からの感染リスク管理の2点だと考えます。


1点目:経済悪化に対する自国民の雇用確保

→カナダは日本以上に厳しいロックダウン(都市封鎖)などの徹底的な強い政策をとってきました。経済の悪化による倒産や失業者も間違いなく沢山出てきます。

そんな自国民に雇用機会を与えたいのは、世界各国当然考えるでしょう。
期限限定のWHビザ外国人労働者よりも保護するには当然の流れですね。

単純労働の多い会社の経営者だと、低賃金(違法賃金もあるのが現状)雇用できるWH労働者の方がうれしいという会社もありますが、国難ですからね。


2点目:外国人渡航者からの感染リスク管理

日本も日ごとの感染者数は減少方向になりますが、コロナウイルスの性質上完全消失は、困難と色んな世界各地で情報が発信されてますね。
とはいえ、経済をいつまでも止めてるわけにはいかないので、ある程度のリスクを負いながら今後は世界各地で活動を再開していくと思います。

その中でも、できるだけ管理が難しい外国人渡航者からの感染リスクは減らしたいという
のが2点目の理由かと思います。

カナダは先進国で、治安も世界トップクラスです。
WHビザでも人数定員もありますし、オーストラリアのようにどんどんWH労働者を沢山受け入れなくても自国経済は豊かなのです。
大国アメリカとの結びつきも強いのもその理由の1つです。

また、おそらく短期旅行や短期留学に関しても、最初の方は14日間程度の隔離などでハードルを上げてリスク管理対応をするのではないかと思います。

なので、コロナで国難状況のカナダからすると

「今は不要不急の用事で外国人はカナダ来ないでね」

「本当に優秀な方でカナダが必要な人材なら、必要とされるだろうし仕事決めてきてね」

「そもそも優秀ならWHビザじゃなくて、ビジネスビザで来るよね?」

「語学留学や大学進学などの長期留学は、カナダにお金沢山落としてくれるし大歓迎!でもそれなら学生ビザでくるよね?」

こんな感じだと思います。

あくまでまだアナウンスされて数日なので何とも言えません。

ワーホリはこれに当てはまらないという見解などもあります。

いずれにしても、これは短期的な緊急措置アナウンスだと思います。

少しずつ正常になっていけば緩和されるのではないでしょうかというのが、弊社の見解です。

なので、カナダへワーホリを考えている方は、1~2年は様子を見て延期する、もしくは先に他の対象国に行く(オーストラリアやニュージーランド、アイルランドなど)のも1つの手か思います。

年齢制限的に厳しい方は断念して、他国へ行くというのも選択肢の1つですね。

もちろんカナダにこだわるのもOKですし、そこは自己判断です。

最後に本日記載した内容を基に、皆様が持ちそうな質問にお答えします。
※現時点での回答になりますので、ご注意ください。

Q:ジョブオファーとはなに?形式はある?
→ジョブオファーとは雇い主方の仕事の依頼や待遇などの契約内容を記載したものです。
・業務内容
・雇用期間
・給料
・週あたりの労働時間
・残業の有無
などの情報を明記した書類です。公式のテンプレは現時点ではありません。

Q:アナウンス前にWHビザをもう取得しています。それでも仕事決まっていないとダメですか?
→2020年5月14日現在、ルール上ではダメです。行けるかもしれませんが入国できないリスクがあります。それでも行くならどうぞ自己判断で。

Q:ワーホリ入学許可証の期限がもうすぐ切れそう。
→特例で延期の救済措置がありますので、そちらを申請ください。

こんな感じですね。

3TOPではカナダを含めたワーキングホリデー国への留学を手数料無料で対応しております。(業界最安値宣言)

ZOOMやSkype、Lineを使用したオンラインカウンセリングも無料で対応しておりますので、お気軽にお問い合わせください。

それではまた!!!See u soon!!

作成者:Teru

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