こんにちは!代表のTeruです!(^O^)
今回はオーストラリアに語学留学後、シェフとして永住権を取得したパン職人ケンさんの体験談をお届けします!!
【プロフィール】
パン屋のケンさん
高校生短期留学の経験をきっかけに、2001年からアデレード・オーストラリアに本格的に長期留学。
英語を身につけシェフとして経験を積み、永住権を取得。
ヘッドシェフ、パン職人として“Grain Boulangerie”、“Tre Pani”など数々のショップの立ち上げを経験。
2015年にはシドニーある“Cuckoo Callay”で、オーストラリアで初めてのベーコンフェスティバルを成功させ、数々のメディアにとりあげられる。
現在は超大人気店“Harry’s Pies”で熱い職人魂を持つパン職人として活躍している。
Q:なぜ留学しようと思ったのですか?
高校時代、特に夢中になれる事もなく毎日適当に生きて学校も辞めようと思った時
新聞の折り込み広告で高校留学募集してて海外に興味を持ちました。
Q:出発前の英語力はどのくらいでしたか??
出発前に受けた英検4級落ちました笑
英語は常に赤点でした笑笑
Q:留学準備はいつから始めましたか?
留学する10ヶ月くらい前からです。
Q:現地でどんな学校に通っていましたか?
最初は語学学校で英語を勉強してから学費が安くて国立の資格が取れる国立のカレッジ(TAFE)に行きました。
コースはホテルマネージメント(Hospitality Management)、調理師(commercial Cookery) 、パン職人(Retail Baking) のコースを取りました。
各コース1年のコースで半年はキャンパスでfull timeの勉強で半年はfull timeでインターンシップ。
飲食業は“働いてナンボ”精神は世界共通なので学校もバイトを探してくれたり
半年間のインターンシップは学校が仕事を斡旋してくれたりしたので就職はすごく楽でした。
僕は学校が紹介してくれた南オーストラリア州が運営するコンベンションセンターで見習い期間を過ごしました。
良くも悪くも留学生が僕を含めて2人しかおらず英語面で
クラスメイト(現地のオージー)達との差が出てしまい勉強についてくのが大変でした。
逆に良かった点としてもローカルな英語環境なので英語は伸びました!
仕事をしてる今もそうなのですが英語が完璧では無いので現地人の2倍は頑張らないと上に行けないのは痛感しました。
Q:現地でどんな仕事をしていましたか?
●職種
パン職人
●業務内容
パイ生地のミックス、折り込み、成型 など
●働いて良かった点
海外進出もしている会社なので海外出張で違う文化に触れることができる。
フィリピン立ち上げで出張した時は現地のスタッフ達のハングリーさに驚きました。
学ぼうとする気待ち、貧困から抜け出そうと少しでも上を目指す気持ちを持った若者達に感動しました、自分も上を目指そうといい刺激になりました。
●働いて悪かった点
働いてる職員はほぼオージー(白人)なのでアジア人に対する差別はないと言ったら嘘になります。こればっかりはどうしようもできないので、自分のポリシーとして実力で黙らして必要とされる人間なるしかないですね。
Q:現地での1日の流れを教えてください。
3:00 起床
4:00 仕事開始
15:00-17:00 仕事終了
18:00 大学で剣道の稽古(稽古がない日はジムに行ったり買い物など)
21:00 夕食
22:00 就寝
休日はビーチ行ったりサーフィンしたり
サッカー観戦したりパーティしたりって感じです。
Q:日本(自国)とオーストラリア(留学先)の違いは?
日本は全てが充実してる。
例えば24時間レストランがやってたり各地のコンビニがあり
自販機も至る所にあり不便が少ないです。
オーストラリアは店が閉まるのが早いし法律が厳しいので自転車乗る時ヘルメット、ライト着用義務、お酒の販売は22時までなどなど不便な点も多いです。
オーストラリア人は新しい物を受け入れる文化があるので
奇抜なファッション、カルチャー、タトゥーなど日本では受け入れられてない者も受け入れられてます。
オージーは基本、誰とでも友達になり知り合ったばかりの人と一緒に飲みに行ったりBBQしたりとノリがいいです笑
日本ではあまり無いですよね!?
Q:留学して良かった点は?
世界観が広がります この一言に尽きます。 もしこの記事を読んでる留学しようか迷ってる方がいるのなら絶対留学したほうがいいと思います。
Q:留学を振り返って反省点は?
もっとちゃんと勉強しとけば良かったです。
学生時代サボってた所があったので今になって響いてます。
Q:今後の目標、夢について教えてください。
最終的な夢は日本とオーストラリアを繋げる仕事で日本とオーストラリアを行ききしつつ、オーストラリアで海の近くの田舎で自分が好きなパン焼いて暮らせたらいいなって思っています。
2018年の目標としては今の生活を維持しつつ、オーストラリア国内外でも活躍できればなと思います。
パン職人として更に高みを目指し、もう一歩前に出れる事をしたいと思います。
Q:最後に、留学する方へアドバイスをお願いします。
英語力に加えて技術があると海外からオファーが来たりして、色んなところで働けます。
世界各国に友達も出来るし楽しいですよ。
これからの世界英語が喋れて当たり前になる時代です。
喋れると色んなオプションが増えますよー!
明確の目標、情熱を持って留学すればいい結果がついてくると思います。
自分に秘めてる可能性を広げましょう!
作成者:Teru