自然あふれるオーストラリア。大自然に生息する日本では見られないような変わった生物がたくさんいます。
そんなオーストラリアの北に位置するケアンズ近くのとあるド田舎に住んでいた頃のお話。
ある日、雲一つない快晴でとても気持ちよかったので、
芝生で日向ぼっこをしていると、
足下に違和感が…
んんっ、変な虫がいる!?
今まで見たことないような透明な小さな生物がうじゃうじゃ。
よくよく見てみると、
黄色系の透明なアリ!!
Larry Jacobsen
!!!
そういえば、昔オーストラリア人の友達が
「オーストラリアには、先住民であるアボリジニが食している甘いアリがいる!」って話していたな。
興味心身な僕は、すでにアリを手の中へ捕まえていた。
もちろん、人生でアリを食べたことがない僕。
変な汗をかきながらも、
恐る恐る口の中へアリを…ポイッ!
実食!!
お、お、おいしいーーーーー!!!!!
シゲキックスのような酸っぱさとハチミツのような甘さ!
これぞ絶品!
実は、この生物はオーストラリアの砂漠地帯に生息しているミツツボアリ。
ハニーアントと呼ばれる体内に蜜を貯め込むアリの1属。
名前からしてあまーーーーーいっ!
厳しい環境を乗り越えるために、集めた蜜をお腹に蓄えられる進化をしたそう。
餌が不足する時期になると、仲間に口移しで蜜を分け与えます。
蜜をたくさん蓄えると、こんなにお腹がぷっくり!
avilasal
高タンパクで栄養価がとても高いミツツボアリ。
アボリジニからすると“大地のデザート“のようです。
Garry Knight
チャレンジャーは、ぜひお試しあれ!
作成者:ハセ