こんにちは!
最近、サッカークラブワールドカップ ジャパンの決勝で、鹿島アントラーズがレアル・マドリードと戦いましたね!
白い巨人と呼ばれる歴史的な試合は、世界中で大きな話題となりました!!
そんな世界中で愛されているサッカーを武器に、オーストラリアで活躍する木村恭平さんのところへインタビューしてきました!
【プロフィール】
木村恭平
留学期間:2012年1月~現在も留学中
ビザ:ワーキングホリデービザ2年間(セカンドビザ取得)、学生ビザ
所属チーム:tonan前橋→Dulwich hill FC→Macarthur Rams
●どうして留学しようと思ったのですか?
「大学サッカー引退後もサッカーを真剣にやりたいと考えていました。群馬のチームに所属してプレーしていました。
同じ時期くらいに友人がオーストラリアで給料ももらってプレーしていることを知り、自分も海外でプレーしていたいと思ったのがきっかけです。」
●準備はいつから始めたのですか?
「2011年の9月くらいからですね。大体3,4か月前から準備を本格的に始めました。」
●一日のスケジュールを教えてください。
スケジュール
7:00 起床
8:30 筋トレ
9:00 朝飯(米)
10:00〜16:00 仕事
17:00〜18:00 カフェ
19:00〜21:00 練習
0:30 就寝
●オーストラリアでやっているサッカーの詳細を教えてください。
「シドニーのあるNSW州のリーグでBanks town city lionsというチームに所属しています。(2016年末現在)
試合は毎週土日のどちらか一試合です。」
●どのようにチームに加入したのですか?
「自分で履歴書を作成してチームに送ります。もちろん英語で。その後チームから連絡があり練習に参加し、合格したら本契約という流れです。当時英語が全くできない中で、一から準備するのは大変でしたが、いい経験になりました。」
●日本と違うと思う点はどこですか?
「ウォーミングアップメチャクチャ短いです!笑 試合開始30分前について、そこから準備する人もいます!僕はケガをしたくないので、しっかり時間をかけて準備します。
あと試合後に勝ったらみんなで歌を歌ったり、クラブハウスですぐビールを飲んだり。これを見ると海外だなぁと感じますね!」
●ぶっちゃけ、給料はどのくらい貰っていますか?
「試合単位で完全歩合制ですね。固定でもらっている人もいますので、この辺は契約によると思います。
“勝:$400 引き分け:$300 負:$200 出場なしの試合:$100(AUD)”です。
なので、副業必須です!!現地人もみんな職業片手にサッカーもという感じです。」
●副業はなにをやっていたのですか?
「シドニー中心部の日本食レストランで働いていました。時給がよく、まかないが出るので食費が浮いたのが非常に大きかったです。
またそのレストランは日本人以外の客の割合のほうが多かったので、英語力を向上することができました。
しかしスタッフのメンバーがあまり変わらないので、新しい出会いがあまりなかったです。まぁサッカーメインだったので、この辺は仕方ないと割り切っていました。」
●滞在期間延長のため、ファームにセカンドビザを取りに行ったんですよね?
「シーズンオフの間に3か月行きました!みなさんキツイというのですが、私は農作業にはまってしまい、別のシーズンオフでもファームに行き合計8か月行きました!笑」
●ファーム生活の詳細を教えてください。
「ズッキーニやトマト、スイートポテトの収穫です。朝早くに起床して、遅いときは夜まで収穫作業。みんな腰が痛いと言っていましたが、私は1日10キロくらいトレーニングを兼ねて走ったりしました。笑
1年目は農薬で皮膚がただれたりしましたが、慣れました。給料はあまりよくなかったです(時給$18)ただド田舎なので、使うものもなくお金は貯まりますし、みんなでご飯を作って食べるので、毎日最高に楽しかったです!」
●そんな過酷な重労働・・・途中で日本帰りたくならないのですか?
「たまに温泉入りたい!!!と思うだけで、毎日オーストラリアライフが楽しいです!」
●留学して良かった点は?
「元日本代表選手の小野伸二選手や、オーストラリア代表選手とプレーできたのは、自分のサッカー人生の中で大きな経験になりました。
また色々な職種や年代、国籍の人と出会えるので、日本では得る事の出来なかった刺激を受けることが出来ました!!」
●反省点は?
「時間が経つのが非常に速いので、資格取得などワーキングホリデー終了後のプランを早く見据えたかったです。」
●今後の目標について教えてください。
「現在は学生ビザに切り替え、オーストラリアのスポーツ系の専門学校に通っています。(スポーツマネジメントコース)
そこで海外のスポーツ経営学などを学び、3年後にはヨーロッパへ行こうと思っています!」
●次はヨーロッパでサッカーをするのですか?
「いや、年齢的に厳しい部分もあるので、スポーツマネジメントを生かし、指導者UEFA公認ライセンスを取得し、日本海外を飛び回る指導者になりたいと考えています!」
●ここまでの留学の自己評価を教えてください。
「5段階で2ですね。一番上のAリーグ(日本でいうJ1リーグ)でやるのが目標でしたが、ケガをしてしまいサッカーをできなかった時期もあり、いまだ達成できていないので。ただ英語力は0から専門学校に通うレベルまで上達できたので、そこは良かったと思います。まだまだこれからですが!」
●最後に、留学する方へアドバイスをお願いします!
「本当に楽しくて時間が経つのが速いので、ただ漠然留学するのではなく、留学後のプランを考えて現地に来ることを強くオススメします!!」
いかがだったでしょうか?
海外でも活躍できる自分のスキルを生かした留学もステキですね!
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作成者:Teru